看護師なりたての私は、総合病院よりクリニック向きだった。

大阪府在住のO.Tさん(24歳)

看護師学校を卒業後直ぐに街場の中規模なクリニックに就職しました。

学生時代は、総合病院のような大きなところに就職したいと思っていました。
大阪医療センターや大阪府立成人病センター、大阪中央病院といった名だたる病院です。

でも、実際に看護実習で総合病院に行ってみると、看護師さんたちは忙しくバタバタと走り回っています。
わたしは患者さんと時間をかけて向き合ってみたいと考えていたのですが、総合病院では難しいと分かりました。
入院病棟であれば、話は違うのかもしれませんが、希望する部署に配属される可能性も低いため、総合病院は諦めることにしたのです。

逆に小さな病院だと、先生と看護師さんの2人きりで人間関係に困った時に逃げ場がないと感じ敬遠していました。
それでだいたい10人前後体制の中規模なクリニックに就職に決めました。

実際に「これだ!」と思う本命の病院は、家族と一緒に偵察もしました(笑)
看護師さんたちの印象も大事だと思ったからです。
本命の病院は、受付の方々がとても忙しそうに走り回っていましたが、看護師さんたちは淡々と業務をこなしているように見えました。

「ここにしよう」
私はそう思い面接を申し込むことにしたのです。

面接になってみると今回は数人採用すると伝えられ、無事に合格すると私と同じ時期にもう1人と1ヶ月先に入った同年代の子が1人いて、意外と大量採用だなぁと感じました。

それは、院長が変わったばかりで、今までは最低な人員で回していたのを少し改善し、患者さんを待たせないように配慮したものでした。

「良いときに来たわよ。」と言われましたが、新卒でアルバイト経験もほとんどなかったので慣れるまで大変でした。

しかし、それ以上に1ヶ月しか入社が違わない方との差が難しかったです。皆、同期入社の印象でいるので、基本的なことを1ヶ月しっかり
教えて貰っていた新人と同じように扱われ「何でこんなことも知らないの?」と言われることが多かったです。(一回最初の子に教えているので伝わっていると思われたみたいです)

それが、ヤキモキして最初は辛かったです。

それでも、きちんとした院長のもと、安心して働けている現在がありますので私の就職は成功したと思います。

脳外科から、手術室勤務。そして5年目の転職へ

神奈川県在住のK.Nさん(30歳)

私が転職したのは28歳の時です。
某大学の看護学科を卒業した後、そのままその大学の系列病院に就職しました。
大学病院とあって科も多く一応配属希望も取りますが偏りを無くすためあまり期待出来ないのが現状でした。
私が希望したのは手術室か救命救急。
看護師を目指すにあたり、やはり命の最前線で働きたかったというのが理由です。

理想、現実、そして不満・・・

しかし現実は脳外科病棟。
最初は不満でした。確かに急性期の患者様が相手で気の抜けないところではありましたが、楽しくない、と言うのが本音でした。
一年が過ぎ、やり甲斐もみつけられたのですが、やはり当初から希望していた手術室へどうしても行きたいという思いは捨てきれず上司に相談しました。
結果は特例のような形で転属する事が出来ました。
実際に働いてみての感想は、思っていたよりやり甲斐があるということ。
手術室勤務は他の科より少し特殊で好き嫌いが分かれます。

切った貼ったの世界なので医者の気性が荒いということ、看護師をはじめ他のコメディカルも気が荒いということ。
しかし手術が終わればさっきの怒りはどこえやら、普通に談笑し始めたりとオンオフの切り替えが目まぐるしいところです。

普通の看護師なら嫌がるような場所なのですが、私にとってはピッタリな職場でした。

5年目の転職

手術室で看護師として働きだして5年目のことです。
私はもっと自分の力を試したいと思うようになって、転職しようと決意しました。

希望は勿論手術室。

最初は相模野病院や平塚市民病院、神奈川県立がんセンターなどが第一候補でした。

でも実際に面接に行ったのは、当時住んでいた家の近くの民間病院です。

その病院も経営者が外科出身だけに手術に力を入れている病院でした。
面接では今までどのような手術に付いたか、当院のやり方と大学病院でのやり方の違いや機械の種類など実際に手術に行き説明を受けることになります。
面接をしていて思ったことは、大学病院のようにガチガチにマニュアル化にしていなく、個人の判断で臨機応変に対応出来るということでした。
面接の終わり頃には内定をもらい白衣と手術衣の採寸までして頂きました。

そのまま希望の手術室勤務で現在に至ります。