脳外科から、手術室勤務。そして5年目の転職へ

神奈川県在住のK.Nさん(30歳)

私が転職したのは28歳の時です。
某大学の看護学科を卒業した後、そのままその大学の系列病院に就職しました。
大学病院とあって科も多く一応配属希望も取りますが偏りを無くすためあまり期待出来ないのが現状でした。
私が希望したのは手術室か救命救急。
看護師を目指すにあたり、やはり命の最前線で働きたかったというのが理由です。

理想、現実、そして不満・・・

しかし現実は脳外科病棟。
最初は不満でした。確かに急性期の患者様が相手で気の抜けないところではありましたが、楽しくない、と言うのが本音でした。
一年が過ぎ、やり甲斐もみつけられたのですが、やはり当初から希望していた手術室へどうしても行きたいという思いは捨てきれず上司に相談しました。
結果は特例のような形で転属する事が出来ました。
実際に働いてみての感想は、思っていたよりやり甲斐があるということ。
手術室勤務は他の科より少し特殊で好き嫌いが分かれます。

切った貼ったの世界なので医者の気性が荒いということ、看護師をはじめ他のコメディカルも気が荒いということ。
しかし手術が終わればさっきの怒りはどこえやら、普通に談笑し始めたりとオンオフの切り替えが目まぐるしいところです。

普通の看護師なら嫌がるような場所なのですが、私にとってはピッタリな職場でした。

5年目の転職

手術室で看護師として働きだして5年目のことです。
私はもっと自分の力を試したいと思うようになって、転職しようと決意しました。

希望は勿論手術室。

最初は相模野病院や平塚市民病院、神奈川県立がんセンターなどが第一候補でした。

でも実際に面接に行ったのは、当時住んでいた家の近くの民間病院です。

その病院も経営者が外科出身だけに手術に力を入れている病院でした。
面接では今までどのような手術に付いたか、当院のやり方と大学病院でのやり方の違いや機械の種類など実際に手術に行き説明を受けることになります。
面接をしていて思ったことは、大学病院のようにガチガチにマニュアル化にしていなく、個人の判断で臨機応変に対応出来るということでした。
面接の終わり頃には内定をもらい白衣と手術衣の採寸までして頂きました。

そのまま希望の手術室勤務で現在に至ります。
ちなみに手術室の一日はこんな感じです→外部サイト:手術室の一日